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「小池邦夫の人を振り向かせる絵手紙」   

a0030594_2224494.jpg『小池邦夫の人を振り向かせる絵手紙』
清流出版  2000円(税別)

5月に出たばかりの、魅力的な題名を持つ小池先生の絵手紙集。
最近の絵手紙を味わうことができます。

編集部としか署名の無い巻頭文は小池先生の人となりをよくまとめていると思います。

すでによく知られているようですが、小池先生の師といえば一番は作家の瀧井孝作で、もう一人は中川一政だそうです。
小池先生は中川にのめり込み、憧れ、画の模写を始めます。

”しかし、ある日小池は自らを省みて愕然とする。中川にのめり込み過ぎたのではないか。このままだと中川の亜流に終わりかねない。自分を無くしてしまう。事実、画も書も中川に似てきた、とこの頃、友人に言われたこともある。個性を大事にするはずが、個性を無くしてどうする。だから断腸の思いをしながら、自らの意思で離れたのだ。”(巻頭文「絵手紙の可能性は無限。だからいつも楽しい」より)

なんと潔い判断でしょう。
さすが小池邦夫です。

いま絵手紙人のあいだで中川一政の模写が流行のようです。
小池先生はどのように思われているか、お聞きしたい気がします。
(ふぅふぅc)
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by choakuta | 2011-07-15 22:47 | | Comments(6)

Commented by あねご at 2011-07-16 00:20 x
模写は模写でしかないんですよね~~

赤ちゃんも、物まねから成長していくんですよね。
上手に物まねしすぎたら、ただのコピーでしかなく。。。

手元に届いた、仲間の絵手紙。どなたの物か、差出人を見なくてもわかるって、皆さん個性的なんでしょうね♪
Commented by mu-2008 at 2011-07-16 07:36
5月に本が出てたんだ。
知らなかった。

そうですね。
展示物が全部似ていて、誰のかわかんない展もあるからな~
Commented by ふぅふぅc at 2011-07-16 08:55 x
>あねごさん
誰でも好きな人、尊敬する人の影響を受けて育っていくものですよね。
そうして歴史は綿々と続いていくのだと思います。
でもそっくりに真似をするのが目的になっては問題があるのでは。発表するのはいかがなものでしょう?
Commented by ふぅふぅc at 2011-07-16 08:59 x
>ムッチャン
同時にもう一冊出ていますよ。
本屋さんでご覧くださいね。

「展示物が全部似ていて、誰のかわかんない展」まさしくそれが問題だと僕は思っています。
僕の友人で絵手紙はみんな一緒だからやらない、という人もいますよ。
いい表現方法なのに残念です。
Commented by mu-2008 at 2011-07-16 23:28
気がつかないまま過ぎたのかな?
ゆっくり読書する気持ちになれなかったからかも?
本屋さんで、あっ☆と出会いたいです。
Commented by ふぅふぅc at 2011-07-17 22:51 x
>ムッチャン
そうですよね。
5月はまだゆっくり本を読む気持ちになれなかったのでしょう。
余震いやだねえ。

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