2008年 07月 18日
上善若水・今夜は関西フィル
上善若水(じょうぜんはみずのごとし)
最高の善とは水のごときものをいう。水は万物を助けて育てながらも自己を主張せず、だれしも嫌う低きへ低きへとくだる。(中略)水と同様に、自己を主張せぬもののみが、自在な能力を得るのである。 「老子」
今夜は関西フィルハーモニーの定期演奏会でした。 (ザ・シンフォニーホール)
指揮は飯守泰次郎 メインはブルックナーの交響曲第3番ニ短調「ワーグナー」
もう30年も前にブルックナーにはまっていた頃があって、久しぶりに聴くブルックナーの生を楽しみに出かけました。
あの頃関西のブルックナーといえば朝比奈隆・大阪フィルハーモニーの演奏しか聴けない状態でした。そして朝比奈御大の悠然としたテンポと息の長いタメによる演奏に熱狂したものでした。
関西の音楽ファン(僕も)は、晩年カリスマ的に日本中で賞賛された朝比奈隆の指揮に案外冷たかったように感じていましたが(最晩年を除いて)、ブルックナーだけは別格でした。
そんな耳に飯守・関フィルの演奏は早めのテンポで元気いっぱい。
大健闘でナマで聴くブルックナーの交響曲の魅力を楽しむことができました。
難しい管は時々ミスっても、とにかくよく鳴っていましたが、何かが足りない。
それは何なんだろう。
響がナマすぎて単色に感じられた点かなぁ~。精神性なんて言葉は使いたくないのですが。
ブルックナーの音楽の魅力でもあり難しいところかもしれません。
音楽について語りだすとつい長くなってしまいます(笑)
(ふぅふぅc)
老子の言葉ですね。心に響きます。
素敵な時間を過ごされたんですね。
クラシック音楽♪ 一度いいのを聞いてしまうと・・・たまに?。
期待してる人だと、もっともっとと大きくなるのでは?
失敗が気にならない、すいこまれそうな演奏会。
余韻に浸りたいですね。
晴天の仙台。
仕事の夫・・・普通の私は布団干して、ほっ珈琲タイム。
昨日はご丁寧なお心遣いありがとうございました。
文字のように見えるかもしれませんが、これは特に文字を書いたものではありません(笑)
以前は僕も暑くてもこの時期ゴルフによく行ったものでした。
今はとても無理ですが、ご主人は若いですねえ~